護国寺 〜江戸三十三観音 十三番札所〜 Gokoku-ji Temple

真言宗豊山派(しんごんしゅうぶざんは)

号 : 神齢山悉地院 護国寺

御本尊 : 天然琥珀 如意輪観世音菩薩

創建1681年、五代将軍徳川綱吉が、生母、桂昌院の発願により、上野国(群馬県)碓氷八幡宮の別当、大聖護国寺の亮賢僧正を招き開山

幕府所属の高田薬園の地を賜い、寺領三百石を賜ったことに始まる。明治16年、大正15年と火災で堂宇の多くを失ったが、観音堂(本堂)は元禄以来の姿を変えず、また、近江三井寺より移築された月光殿(重文)は桃山期の建築美を今に伝えている。その他、薬師堂、大師堂、多宝塔、忠霊堂や創建当時のものと伝えられる仁王門、惣門。そして中門と多くの堂宇が保存、または再建されている。

観音堂(本堂)は、1697年正月、観音堂新営の幕命があり、約半年余りの工事日数で完成し、同年8月落慶供養の式典が挙げられた。震災・戦災と二度の大災害にも襲われながら姿も変えず、江戸の面影を今に伝えている。

東京メトロ有楽町線「護国寺駅」の最寄り出口は現在工事中でした。道路向かい側の出口から出て、横断歩道を護国寺交番側に渡ると「仁王門」がすぐに見えてきます

「仁王門」建立は、1697年造営の観音堂(本堂)よりやや時代が後と考えられ、正面の両脇に金剛力士像。背面(北側)の両脇には二天像(右側は増長天・左側は広目天)の仏法を守る仏像が安置

「不老門」1938年4月建立。様式は京都の鞍馬寺の門を基本に設計され仁王門と本堂の中間に建立された。また額面「不老」の二字は徳川家達公の筆によるものである。

「門前町で和願愛語のおもてなし」というイベントが開催されていました。仁王門前の提灯飾りもその一環です。門を入ったすぐのところから大型テントが張られていて、その中で出し物が供されていました。

下のような浮世絵で江戸を紹介しているコーナーがあり、読み物として興味深かったです

<アクセス>

東京都文京区大塚5-40-1

  • 東京メトロ有楽町線「護国寺駅」下車すぐ

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モノ消費 と コト消費

モノ(Mono)への興味は尽きませんが、コト(Koto)への関心・欲求が昂まってきています コト消費は心を充実させる時間消費、目の肥やしになるような時間消費、耳を楽しませる時間消費、舌をうならせる時間消費、手から感動を感じる時間消費などなど、コト消費の体験を発信して参ります。 一方で、モノへのコダワリは過去少しは経験してきましたの、モノ消費の経験や感想も合わせて発信して参ります。