比叡山が京都御所の鬼門(東北)を守ることと同じく、江戸城の鬼門を守る「東叡山寛永寺」を置き、比叡山や京都の有名寺院になぞらえた堂舎を次々と建立。清水観音堂は京都の清水寺(きよみずでら)を見立てたお堂。 清水寺と同じ舞台作り、国指定重要文化財です。
ご本尊の千手観世音菩薩は、平安時代の比叡山の高僧・恵心僧都の作。お手が40本以上あり、それぞれの小さなお手が、仏教で考えるあらゆる世界の生きとし生けるもののすべてに、慈悲の手をさしのべるお姿。
ご本堂と「月の松」。下の広重の絵にある松とは同じものではなく、復刻されたものらしいです。
ここから見ても、本堂は京都の清水さんと同じような作りになっていますよね。
歌川広重「上野山内月のまつ」(国立国会図書館蔵)
上野に行く時には御徒町のこのお店で腹ごしらえしてから出かけることが多いです。
脇尊の仏さまは「子育て観音」で、子授け・安産・子育ての観音さまです。この観音さまに祈って子宝を授かった両親が、その無事な成長を願って奉納した身代り人形が、ご宝前に供えられており、この人形の供養が、今ではかわいがってきた人形に感謝する、人形供養となっています。
モノ消費 と コト消費
モノ(Mono)への興味は尽きませんが、コト(Koto)への関心・欲求が昂まってきています コト消費は心を充実させる時間消費、目の肥やしになるような時間消費、耳を楽しませる時間消費、舌をうならせる時間消費、手から感動を感じる時間消費などなど、コト消費の体験を発信して参ります。 一方で、モノへのコダワリは過去少しは経験してきましたの、モノ消費の経験や感想も合わせて発信して参ります。
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